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佐賀県×atmos 『SAGA SAKE COLLECTION』10月1日「日本酒の日」より予約販売開始

ストリートカルチャーを牽引する「atmos」とコラボレーションし、佐賀県の日本酒をフィーチャーしたオリジナルグッズ「SAGA SAKE COLLECTION (サガサケ コレクション )」を2020年10月1日(木曜日)よりオンラインにて予約販売を開始いたします。
「SAGA SAKE COLLECTION」では佐賀県の11酒蔵をイメージしたファッショングッズを製作し、さらに、今回のためだけに作られた各酒蔵の限定オリジナルラベルの日本酒とセットにして販売いたします。コラボレーショングッズの詳細や販売サイトについては後日発表いたします。他にはないここだけの限定グッズにご期待ください。

■実施背景
自然豊かで日本有数の米どころである佐賀県には、原料や製法にこだわり、日本国内のみならず、海外でのコンペティションでも賞を取り高い評価を得ている酒蔵がたくさんあります。また、日本酒の消費額が全国1位(※)になるほど地元の人々に飲まれ、愛されたことで培われた文化=ストリートカルチャーが根付いています。
しかし、日本酒の国内出荷量は年々減少しており、その原因のひとつに若者の日本酒離れがあると言われています。さらに今年は、新型コロナウィルスの影響で全国の飲食店が休業したこと等も重なり、出荷量が落ち込んでいます。
そのため、日本酒に対して“特別な場で飲むかしこまったお酒”“初心者には敷居の高いお酒”というイメージをもつ若者に、日本酒はカジュアルで身近なものであることを伝え、県内の酒蔵の応援につなげていきたいと考え、日本のストリートカルチャーを牽引し、20代から30代の若者を中心に支持されている「atmos」とのコラボレーションに至りました。

※2018年1年間の1世帯当たり日本酒清酒消費額において、佐賀市が全国1位 出典:総務省 家計調査 / 家計収支編 総世帯 1 世帯当たり年間の品目別支出

■佐賀県知事 山口祥義(やまぐち よしのり)挨拶
みなさん、日本酒は特別な時に飲むものと思われていませんか?
佐賀の日本酒は何と言っても甘口で芳醇な味わいが特徴で、初めての方にも試していただきやすいものばかりです。
県内各地に20を超える酒蔵が存在する佐賀県では、年齢を問わずカジュアルに日本酒を楽しむカルチャーがあり、総務省が2019年に発表した家計調査で日本酒消費額が全国1位になったほどです。
このたび日本のストリートカルチャーを牽引してきたatmosさんとの異文化コラボレーションが実現し、佐賀の酒がストリート仕様に変化を遂げます。これまで日本酒に馴染みのなかった方も是非この機会に佐賀の日本酒カルチャーに触れてみてください。
楽しみ方はフリースタイル!さあ、佐賀の日本酒で乾杯!

 

■atmos代表 本明秀文(ほんみょう ひでふみ)挨拶
“酒には失恋の香りがする。若かりし頃、失恋すると1人で酒を飲んでいた。世界が終わりそうな不安の中で、1人友になるのが酒であった。今の時代も人を恋することは同じであろう。若者の隣には、先の見えない不安と恋のときめき。常に酒は私達の生活を発酵させる、涙の一粒。人生よ幸あれ、と乾杯する依代。”
そんな若いころから嗜んできたお酒の中から、この度佐賀県の日本酒とご縁があり、コラボが実現しました。伝統ある日本酒にアトモスの世界観を落としたデザインを、お楽しみください。

 

■「SAGA SAKE COLLECTION」ロゴについて

「SAGASAKE COLLECTION」のロゴは、人気グラフィックアーティストのMILTZ(ミルツ)さんに制作いただきました。

<MILTZさんコメント>
日本酒のラベルで多用される「髭文字」という伝統的スタイルをリスペクトしつつ、独自のアレンジを加えてストリートカルチャーの自由さや次々に上書きされていくカオスを表現しました。
伝統をなるべくありのままの形で伝えていくことも大切ですが、オリジナルを時に歪め、また回帰を繰り返しながら「日本らしさ」という軸は曲げずに新たな解釈で、今まで興味のなかった若者や海外の方へ響くものが作れたら嬉しいです。佐賀の酒蔵さんたちが受け継いできたお酒がより多くの方々に届くことを祈っております。

 

〔プロフィール〕
MILTZ(ミルツ) 青森県出身 Graphic artist / Designer
書道、江戸文字、ストリートアート(Graffiti)から着想を得た独自のスタイルでグラフィックデザイン・アート作品を制作。これまでに豆腐や焼酎のパッケージやスポーツブランドのグラフィックなどを手掛ける。
Twitter   :https://twitter.com/miltz_326/
Instagram:https://www.instagram.com/miltz_326/
       https://www.instagram.com/miltz_362/
Website   :https://miltz.myportfolio.com/

 

■参加酒蔵紹介

〇天吹酒造(あまぶきしゅぞう)
地区:みやき町
創業:1688年-1704年
コラボ銘柄:秋に恋する純米
「日本酒の入り口」をコンセプトに真摯に酒造りを行っています。現社長の木下壮太郎氏が「花酵母」を使った日本酒と出会い、その華やかさとジューシーさに感動したことで、2000年から酒造りに花酵母を取り入れ、現在では10種類を超える花酵母を使用しています。
※“花酵母”は東京農業大学短期大学部醸造学科で分離された酵母を使用。

〇基山商店(きやましょうてん)
地区:基山町
創業:1920年
コラボ銘柄:基峰鶴 純米吟醸山田錦
明治初期から酒造りを始め、2020年に会社創立100周年を迎えました。
佐賀脊振山系を主峰とする九千部山・基山より湧き出る伏流水と基山の豊かな自然の恵みを生かし、品質最優先の姿勢を崩さず酒造りを行っています。

〇窓乃梅酒造(まどのうめしゅぞう)
地区:佐賀市
創業:1688年
コラボ銘柄:純米吟醸 歴
元禄元年(1688)創業で、佐賀県最古の酒蔵。九州でいち早く「純米酒」の製造に取り組み、純米酒には地元のお米を使用して製造することをモットーとしています。

〇天山酒造(てんざんしゅぞう)
地区:小城市
創業:1875年
コラボ銘柄:七田 純米吟醸
酒蔵の北側には酒蔵の名前の由来である秀峰天山が堂々とした山容を見せ、酒蔵の前には蛍の名所として知られる祇園川が流れています。「不易流行」をモットーに、いつの時代もお客様との和を醸したいという精神で酒造りに取り組んでいます。

〇東鶴酒造(あずまつるしゅぞう)
地区:多久市
創業:1830年
コラボ銘柄:東鶴 純米吟醸酒
江戸末期に創業し、「創り手の顔が見える酒」をモットーに酒造りを行っています。2019年の九州北部降雨により甚大な被害を受けたが、翌日からたくさんの人が手伝いに駆けつけてくれたことで、酒造りを継続することが出来ました。

〇小松酒造(こまつしゅぞう)
地区:唐津市
創業:江戸時代末期
コラボ銘柄:万齢 純米吟醸 希
江戸末期創業後、時代の変化とともに清酒の消費量が縮小し、平成2年に酒造りを休止。廃業寸前だったとき、現社長小松大祐氏が脱サラし、当時ではほとんど例のなかった「蔵元自ら杜氏」というスタイルで復活。復活初年度に造った大吟醸「万齢」が平成10年度福岡国税局酒類鑑評会で優等賞を受賞。奇跡の酒造として称されています。

〇松浦一酒造(まつうらいちしゅぞう)
地区:伊万里市
創業:1716年
コラボ銘柄:MATSUURA01 JUNMAIGENSHU65
「手作りのまごころ生きるうまい酒」をモットーに、生活の色んなシーンに溶け込む「食中酒」を目標に酒造りを行っています。蔵の守り神は「河伯(カッパ)のミイラ」で、酒蔵と一緒に見学することもできます。

〇宗政酒造(むねまさしゅぞう)
地区:有田町
創業:1985年
コラボ銘柄:宗政 純米吟醸酒-15
酒創豊世(しゅそうほうせい)の経営理念のもと、原料は佐賀県産100%にこだわり、“一度口に含めば、人に教えたくなる”酒造りを目指しています。やきもので知られる有田町の陶磁器テーマパーク『有田ポーセリンパーク』内に本社工場を構えています。

〇瀬頭酒造(せとうしゅぞう)
地区:嬉野市
創業:1789年
コラボ銘柄:純米吟醸 東長
寛政元年(1789年)の創業以来、伝統的な三段仕込みで米の持つやさしい甘みが感じられるお酒を醸しています。また、自社栽培、地物農家のお米にこだわり、酒米にも情熱を注いでいます。

〇五町田酒造(ごちょうだしゅぞう)
地区:嬉野市
創業:1922年
コラボ銘柄:東一 山田錦特別純米酒
“人・米・造りが一体となって良酒を醸す”を理念に、「米から育てる酒造り」を大切に取り組んでいます。蔵の周りには田んぼが広がっており、酒米の最高峰である「山田錦」を自社栽培しています。

〇馬場酒造場(ばばしゅぞうじょう)
地区:鹿島市
創業:1795年
コラボ銘柄:NOGOMI 純米吟醸Léger
『お客様より、信頼される蔵元でありたい』を目指し、大量生産を一切行わない方針で製造を行っています。原料米は、品質はもちろんのことお客様の安全、安心のため、できるだけ農薬の使用量を抑えたものを使用。仕込み水は多良岳山系の伏流水を使用。清酒「能古見」は、普通酒より低温発酵で約2倍の日数をかけて製造しています。

 

■「atmos」について




社名  :株式会社テクストトレーディングカンパニー
代表  :本明秀文
本社  :東京都渋谷区神宮前2-31-1
企業理念:大気(atmosphere)のようにそこにあって当然のようなSHOPでありたいという
想いのもと、2000年、東京・原宿に“atmos”ヘッドショップをオープン。
ファッションとしてのスニーカーをテーマに、東京のスニーカーカルチャーを
世界に向けて発信しています。
事業内容:国内外ブランドのスニーカー・アパレルをセレクトするatmosを運営。
店舗数 :国内38店舗 海外6店舗
(国内店舗内訳:東京18/北海道1/埼玉1/千葉1/神奈川2/石川1/愛知3/京都2/大阪5/広島1/福岡2/沖縄1)
(海外店舗内訳:韓国2/アメリカ1/タイ2/インドネシア1/マレーシア1)

atmos 公式サイト :https://www.atmos-tokyo.com/
atmos Twitter   :https://twitter.com/atmos_tokyo
atmos Instagram:https://www.instagram.com/atmos_japan/

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