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パネルディスカッションを実施しました① (ロマンシング佐賀)

7月15日の事業説明会時にコラボに参加いただいた事業者の方のパネルディスカッションを実施しました。
コラボに参加しての感想や気づき、今後につながるアイディアなどをお話しいただきました♪
まずは、ロマンシング佐賀コラボについてのパネルディスカッションについて、登壇者の皆さんのコメントをご紹介します。

パネラー/
株式会社スクウェア・エニックス プロデューサー 市川雅統さん
有限会社しん窯  藤山雷太さん
馬郡蒲鉾株式会社 代表取締役社長 馬郡孝彰さん

【市川さん】
ゲーム「サガ」シリーズのプロモーションの一環で、名前が同じ佐賀にオファーしました。有田焼やミンチ天のデザインをどうするか、佐賀の現場と密に連絡 し、ぶつかり合ってフラッシュアップしていく流れは、ゲーム作りと似ているようなインパクトがありました。
びっくりしたのは、当社のショップで、コラボ商品がとても人気だったことです。何がよかったかを考えたときに、口当たりや質感など、触ってみてわかる有田焼の良さに気付いたからではないかと思います。
こういった地方自治体とゲーム界のコラボは世界的に珍しい試みです。珍しい試みだからこそ、きちんと評価されるには、5~10年かかるんじゃないかと思っ ています。東京の人間からすると、佐賀の街歩きは雰囲気もよく魅力的です。今後さらなる展開として、今後、佐賀の街に「鬼太郎ロード」のような「ロマンシ ング佐賀ロード」みたいな、形に残るものを作れないかと思っています。

【藤山さん】
「サガ」シリーズのゲームを絵柄にした有田焼を製作しました。また、ロマンシング佐賀2では、佐賀市のぎゃらりぃふじ山にはゲームと県内企業のコラボ商品 を配置し、ゲームを楽しめる空間づくりもしました。お店には、約3千人が来店し、この9割は「人生初佐賀です」とおっしゃっていました。この企画で佐賀へ 来る新しいお客さんと交流できたのは印象的でした。今回の企画では、ゲームファンなどのツイッターによる情報拡散がひとつのキーになっていました。
来店した人の中には、初めての佐賀にもかかわらず「移住したい」という相談もありました。住んでいるとなかなか発見できないが、佐賀には人を引きつける魅力があることを気づかせてもらいました。
今後は、40年前から取り組んでいるユニバーサルデザインの食器を2020年東京オリンピック・パラリンピックで使用してもらうなど、佐賀をPRできるコラボができればうれしいですね。

【馬郡さん】
佐賀の小さな蒲鉾屋が東京の六本木ヒルズで販売ができたことのびっくりしました。
今年実施したコラボで、パッケージデザインに弊社を含めて4社のロゴが並びました。出来上がったパッケージデザインを見て、他社と絡むことで、わが社だけで販売していたときとは違う責任の重さを実感し、社員にとってもいい刺激になっています。
ミンチ天が、イベント後、東京でも知ってもらえるようになり、ネットを通じてギフト注文が増えているんです。そういった成果を、地元の業者さんにもお伝えすることで、地元での消費も増えていると実感しています。
今後、佐賀をPRするのは簡単ではありませんが、まずは、地元農家や業者と組んで、タマネギやレンコン、アスパラなど県産食材を使ったコラボ商品ができれば、と考えています。

みなさんのお話しを伺いながら、また色々と新しい取り組みが出来そうだな~とわくわくしました♪
次回は、ビームスさんとのコラボ「STAND SAGA」についてのパネルディスカッションでの皆さんのコメントをご紹介します。

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